楽器バイオリンのサイズ

楽器バイオリンは子供のときから始めることが多いようです。
バイオリンは他の楽器と違って身長によりサイズを変える必要があるので、とても全てのサイズを揃えるのは無理だと思います。しかし、バイオリンは下取りをしてもらうことが出来るので、つまり、お金をかけないでサイズ交換ができるのがこの楽器です。
もう先生を決められました?まずは先生探しが先でしょう。というのも子供用のバイオリンは、先生によってはお弟子さんから楽器を借りてくれたり、安く下取りして融通してくれるケースが結構あるように聞いています。
もしも買うとしても楽器選びは先生にお任せした方が無難だと思います。でも、どうしても自分で買いたいのなら…サイズは、お子さんが持って、左の手のひらでバイオリンの渦巻きをつかんだ時に、肘がちょっと曲がるくらいが丁度いい大きさです。

バイオリンという楽器の音

新しいバイオリンは音が鳴りません、鳴りぐせをつけるのに数ヶ月はかかるのがこの楽器です。その意味でも初めのうちは人から借りたり下取りしたりするのがいいのかも知れません。
大人用のバイオリンの場合は、楽器は個体差が大きく、特にバイオリン属は店でのセッティングによっては大きく状態が変りますので、経験が全くないとハズレを弾く可能性が高いと思います。先生について習わせるのであれば、最初から先生に相談するのが良いでしょう。少なくても自分で弾いてそれなりに納得して買った楽器であれば、大きなハズレは無いと思いますが、多少ハズレていても納得できていれば、それはそれで良いのではないでしょうか。
良質なバイオリンを使用したときには、上達すればするほど美しい音の響きを感じてきます。それに魅せられ、長続きするのは確実です。良質なバイオリンの音は、心の底から、また身体全体で打ち震えるほど感動的に響くことでしょう。

バイオリンは弓で弾く弦楽器

バイオリンのように弓で弦を擦って音を出す楽器は世界中で生まれました。ヨーロッパでフィドルと呼ばれていた楽器がバイオリンの原形だといわれています。それが発達して、16世紀頃に今のような形になったということです。
バイオリンは弓で弾く弦楽器の中では最も小さい楽器です。音程(太さ)の違う四本の弦があり、左手の指でその弦を押さえて音程を変えながら、右手で弓を持ち、弦を擦って音を出す構造になっています。
バイオリンは個性的な形をした空洞の胴体部分が弦に共鳴して、響きのある豊かな音色を出すことが出来ます。左手で弦を押さえて音程を変えるため、右手で弓を持ち、あごで楽器をささえるようにします。
長く続けていくうちに、たとえ始めは低価格なバイオリンからのスタートしたとしても、上達するに従って、良質なバイオリンに買い替えていくようにすれば良いと思います。